こんにちは、あいさきです。
今回は人に拒絶される恐怖の克服方法について。
前回の記事の中でも
相手を理解するために
克服しなければならないことの一つに
「恐怖心」があると書きました。
営業の仕事には商談以外に
テレアポや、飛び込みなど
初回接点を設ける際にも
拒絶される恐怖がつきまといます。
実は
僕自身、人見知りな方だったので
この「恐怖心」がめちゃくちゃありました。
そして克服するのにも苦労しました。
でも自分のビジネスで
成功するためには
絶対克服しなければならない
ことだと思ったんですよね。
だって、
ビジネスはすべて「人」とするんですから。
営業なんてその極みですよね。
だから何がなんでも克服したかった。
克服するまで時間もかかりましたが
どのようにして乗り越えたのか
実体験を伝えます。
まあ、かなりいろいろ
やったので参考になると思います。
なぜ人は拒絶されると恐怖を感じるのか?
まずは、
なぜ人は拒絶されると恐怖を感じるのか?
ここを理解してください。
・なぜ自分が恐怖を感じるのか?
・その感情がどうして湧き上がるのか?
それを考えるのって
問題を解決するために
実は超重要なんですよ。
そもそも
「恐怖」という感情は
我々すべての人間に遺伝子として
脈々と受け継がれてきているものなんです。
高所、暗闇、閉所
爆音、スピード、猛獣
霊、毒物、刃物、銃などなど
つまり「恐怖」は
命の危険を感じるときに
発生するんです。
瞬間的に脳が
「命に危険が迫っているぞ!逃げろ!」
って合図を出してしまうんです。
では、なぜ人に拒絶された時にも
「恐怖」を感じるんでしょう。
それは、はるか昔
野生動物と人間が共存していた時代に
さかのぼります。
その時代、人間は集団で生活することにより
猛獣に襲われることを回避していたそうです。
だから、その集団生活から離脱して
1人ぼっちになってしまうと
猛獣に襲われて
命を落とすことになってしまうんです。
その名残りで人から拒絶されると
「やばい、集団からのけ者にされる!
命の危機だ!」
と本能的に感じとってしまい
「恐怖」を感じてしまうのです。
なるほどって感じですよね。
確かに当時だったら
そうとうな恐怖を感じますね。
おそらく本当に死んでしまうでしょう。
でもよく考えてください。
現代では集団からのけ者にされても
命の危険なんてありませんよね。
そうなんです。
人に拒絶された時に感じる「恐怖」は
実際には命の危険がないにも関わらず
本能的に感じてしまう
言わば錯覚のようなものなんです。
これを理解していれば
たとえ拒絶されてしまったとしても
「今感じていいるこの恐怖なんて錯覚だ!」
と考えることができます。
遺伝子に騙されないでください。
実際には痛くもかゆくもないんです。
これを理解しているだけで
かなり心理的安全性が
確保できるはずです。
ゴリゴリに拒絶される経験を積んで
その錯覚に惑わされないように
していきましょう。
拒絶される恐怖の克服方法
大前提、
何度も何度も恐怖心を感じなくなるまで
反復して乗り越えていくことになります。
自分との戦いです。
では具体的にはどんな方法があるのか。
僕がやってきたことを紹介します。
すべて街頭での活動になります。
・雑誌スナップ撮影のキャッチ
・雑誌モデルのスカウト
・ホストクラブへの客引き
・ヒッチハイク
・ナンパ
どれも、若い頃の話しですよ、、笑
(ここでは書けないことも
たくさんあるので
機会あれば個別で伝えますね。)
バイト関係は、知り合いのツテを使って
とにかくいろいろ経験させてもらいました。
共通点は
初対面の相手に対して
こちらの要望を通すために
接触していくということです。
営業と通じるところがありますよね。
営業もそうですが、
これらの行為は拒絶されるのが当たり前です。
受け入れてくれる人は本当に一握りです。
だからこそ、淡々と
恐怖心が麻痺するまで
やり続けるんです。
慣れてきたら、
どんどん難易度を上げていきしょう。
客引きなどは
条例でできなくなって
しまいましたが
休みの日などを利用して
できることを探して
挑戦してみてください。
もちろん、
テレアポや飛び込みの実践を
周りの人の何倍も数をこなしていくことも
重要ですよ。
上記の方法は
初回接点での拒絶についてですが
商談での拒絶に対しても同じです。
質問や要望に対して拒絶される
恐怖がなくなるまで
反復していきましょう。
反復練習では仮説と検証を必ず行う
前述した
恐怖の克服方法を実践するときに
必ずやってもらいたい
ことがあります。
それは
「仮説」と「検証」を必ず行う
ということです。
僕自身、いろいろやってみましたが
相手からの拒絶は
決してこちらに対しての
人格攻撃ではありません。
ここを誤認して
心が折れてしまう人も多いので
気をつけてください。
拒絶している相手は
なんらかの事情がある場合もあるし
無意識の場合もあります。
その背景まではこちらの把握できる
ことではありません。
だから、自分が変わることで
受け入れてくれる可能性を
ほんの少しでも上げていくしかないのです。
例えば、
雑誌スナップ撮影のキャッチの場合
最初は立ちすくんでしまい
声をかけることさえ難しいかもしれません。
でも慣れてきたら
すぐに拒絶の壁にぶち当たります。
その時はめげずに歯を食いしばって
必ず「仮説」と「検証」を
行ってください。
・なんで拒絶されたんだろう?
・どうしたら話を聞いてくれるんだろう?
・怖がられているのかな?
・何か別の勧誘だと思われてるのかな?
・質問の仕方が不快だったのかな?
毎回なぜうまくいかなかったのかを
仮説を立てて振り返ります。
そして立てた仮説を元に改善します。
・話しかける声を大きくしてみよう
・表情を笑顔にしてみよう
・相手の目を見て話してみよう
・撮影で声をかけてることが一目でわかるようにしてみよう
・怖がられないように距離を保って声をかけてみよう
・質問する前に背景を説明するようにしてみよう
そして、うまくいくまで繰り返し検証していくのです。
反復練習には
慣れるという他に
対人パターンの引き出しが
増えるというメリットもあります。
人には本当にいろいろな
背景があります。
その背景を仮説を元に一つ一つ
サンプルとしてストックしていくのです。
しんどい作業ですが
愚直に続けることが重要です。
何事もできるようになっていくことで
人間は「快」を感じます。
行動と同時に必ず
頭も使ってください。
拒絶を受け入れられると世界が広がる
拒絶を受け入れるのは
難しいことです。
なんせ本能にあらがわないと
いけないのですから。
でもトップ営業マンは
必ずと言っていいほど
拒絶を受け入れています。
当たり前のことだと考え
拒絶とうまく付き合えるように
なっているのです。
だからあなたにも絶対にできます。
拒絶を受け入れられるようになると
テレアポも飛び込み営業も商談も
楽勝になりますよ。
そして相手を理解する
機会を得れるようになります。
仕事もプライベートも
人付き合いが
とんでもなく広がります。
そしてあなたの望む
トップ営業マンへの道が開けます。
一筋縄ではいきませんが
ぜひ勇気を出して頑張ってください。
まとめ
ちょっと長くなったので
最後に今回の記事をまとめておきますね。
・相手を理解するためには
「恐怖心」克服しなければならない
・人に拒絶された時に
「恐怖」を感じるのは錯覚。
狩猟時代の名残りなので
現代では恐怖を感じる必要はない。
・初対面の人に要望を通す練習を
恐怖心が麻痺するまで繰り返す。
慣れてきたら難易度を上げていく。
・相手からの拒絶は
こちらに対しての人格攻撃ではない。
・反復練習は必ず仮説と検証を行う
・反復練習により対人パターンの引き出しが増える
・拒絶は必ず受け入れられるようになる
・拒絶を受け入れられるとトップ営業マンへの道が開ける
それでは今回は以上です。